品川区役所が“カスハラ”対策 中傷避けるため 名札は名字のみ

品川区では、区の職員が所属とフルネーム、それに顔写真が載った名札を付けて業務にあたってきました。

しかし、窓口業務で区民とトラブルになった際、区民に名札を見られて「名前と顔を覚えた。ネットにアップする」などと脅されるケースが複数回あったということです。

このため、区では職員の個人情報を守るため、今月から名札に記載する情報を所属と名字のみに変更することにしました。

品川区によりますと、こうした取り組みは全国のほかの自治体でも取り入れられていて、福井市や岡山市などでも名字のみの名札が使われているということです。

品川区は「職員が安心して働ける環境を整備するため、名字のみの名札に変更することにした。支障があれば改めて対応を検討したい」としています。

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